2019-04-01
2019年3月27日付公明新聞
公明党の山口那津男代表は26日午前、国会内で記者会見し、政治分野における男女共同参画推進法の施行後、初となる今回の統一地方選について、「法の趣旨を踏まえ、積極的に女性候補の議席を確保し、女性活躍の機会を増やしていきたい」と力説した。
山口代表は、党として女性候補の公認を積極的に進め、今回の統一地方選でも、予定候補の女性比率が約3割に上ると強調。その上で、女性議員が果たしている役割について「子育て支援が社会保障の柱の一つとなる中、極めて重要だ。公明党の政策全体にも、女性議員の民意を受け止める力、小さな声を聴く力が生かされている」と語った。
今夏の参院選から定数が増えることを踏まえ、自民、公明の与党両党と無所属クラブなどが提出した、参院議員の歳費を削減する法案については、定数増による国民負担を避けるため「これまでも野党各党への説明を尽くしてきたが、引き続き野党の協力、理解を得られるよう積極的に対応していく」と述べた。
皇位継承に伴う4月27日からの10連休に関しては、政府に対し「国際社会と国民生活の両方をよく見極めながら、自治体とも連携を取り、万全の対応をしてもらいたい」と要望した。